Python embedded版 インストール手順
インストーラー版もありますが、
Enbedded版 python-3.8.6
をインストールしてみました。
Enbedded版にした経緯
Enbeddable版は、
軽量、高速、PC環境が変わらない
構築した環境はフォルダごと移動で
他PCへ移動できる
といった利点があります。
1.ダウンロード
下記サイトよりPythonのembedded package
をダウンロード
Python Releases for Windows| Python.org
2.解凍と構成
.zipがダウンロードされるので解凍します。
C:\の直下にpythonのフォルダを作成し、
その中に入れました。
2-1 pythonXX._pth ファイル内の記載を#import → import へ
メモ帳などで開き、
importの前に付いている♯のみを削除します。
2-2 get-pip.py の導入
https://bootstrap.pypa.io/
より、get-pip.py を右クリック、
名前を付けてリンク先を保存
python-3.8.6のフォルダの中に保存します。
保存後、コマンドプロンプトを開き、
(get-pip.pyの保存先を cd の後ろに入力)
→Enter
python get-pip.py → Enter と順に進める。
Successfully installedと出れば完了です。
3.使用の準備
環境編集の編集>Pathを選択>編集(E)>新規(N)
>pythonのフォルダのあるパスを追加する。
使用用途によりモジュールを追加する。
プロンプトにて、
python -m pip install モジュール名
または
pip install モジュール名
と入力することで、インストールができます。
できない場合、環境編集でパスが通っていないか
設定を含めた.batファイルを用意し、
都度設定する必要があります。
私はひとまず下記のモジュールを入れました。
matplotlib(グラフ用)
numpy(機械学習準備)
wxpython(GUIツールキット)
Cython(機械学習準備)
scipy(機械学習準備)
scikit-learn(機械学習)
openpyxl(EXCEL操作)
pywin32(EXCEL操作など)
xlwings (EXCEL操作など)
selenium(Chrome操作)
以上でインストールは完了です。